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映画『007』シリーズでジェームズ・ボンドが着用した時計としてたびたび話題にあがる、ボンドウォッチ。初代ショーン・コネリー時代のボンドウォッチがロレックス・サブマリーナであることはあまりにも有名である。その後セイコー等を経て、1995年にピアース・ブロスナンが演じるようになるとオメガとタイアップ。最近では、ボンドウォッチと言えばすっかりオメガ・シーマスターというイメージが定着した。オメガも限定モデルとして、『007』とのコラボモデルを発表するなど注目度の高い商品として力を入れている。
1995年以来、ボンド愛用のシーマスターといえばシーマスター・プロダイバーズのブルーダイアルであったが、ダニエル・クレイグが「慰めの報酬」でボンドを再び演じた際、彼が身につけていたのはブラックダイヤルのシーマスター・プラネット・オーシャンであった。
逆回転防止ベゼルとは、60分間の目盛りの入った、一方向(左側)にしか回転しないベゼルのこと。
主にダイバーズウォッチに用いられ、ダイバーが潜水の際ボンベの残量時間を計測するために使用する。ベゼルの▼マーク(または“0”)を分針に合わせることで、その時点からの時間経過を読み取ることができる。逆回転防止機能は、潜水中に誤ってベゼルが逆(右側)に回ってしまうことで経過時間を間違えるという事故を防ぐための機能である。
この逆回転防止ベゼルは、ロレックスでは『サブマリーナー』と『シードゥエラー』に装備されている。
一般にサファイアガラスとも言われる。人工的に作ったサファイアの結晶を加工したもので、非常に硬く傷がつきにくい。ただし、万が一傷がついた場合も研磨することはできず、また強い衝撃には弱いためぶつけたりすると砕けてしまうというデメリットがある。高い透明度と輝きがあり風防の素材としては最も高級。
一般に、男性が着けることを想定した文字盤が大きめの時計
文字盤や針を保護する透明なカバー部分。
素材により透明度や強度が異なる。フラットな形状の他、中央が盛り上がったドーム型等がある。
ロレックスで使用されるブレスレットの一種で、ブロック型のコマが3列に配列されたバンドのこと。ステンレス製、18金ゴールド製、真ん中の列のみ18金ゴールド製のコンビなどがある。ハードでカジュアルな印象があり、スポーツ系のロレックスには大体このブレスレットが採用されている。
装着時の腕の動きで、内蔵された円盤状のぜんまいが自動的に巻き上げられる機構。
イエローゴールドの略。純金(24金)では柔らか過ぎるため、一般に時計に使用されるのは18金で、純金75%、残り25%は銀と銅が約半量づつ用いられる。イエローゴールドは黄みが強く、ゴールド系の中ではいちばん一般的な素材。高級感があり、柔らかく腐食しにくい性質を持つ。
ロレックスは1910年、腕時計として世界で初めてクロノメーター試験に合格、現在は大部分のモデルが認定を受けています。近年の相次ぐマイナーチェンジにより、かつてはノンクロノメーターだった『サブマリーナー』『エアキング』『パーペチュアル』等も遂にクロノメーターの仲間入りを果たしました。 文字盤上には、それを示す「SUPERLATIVE CHRONOMETER OFFICIALLY CERTIFIED」の文字が堂々と表記されています。