|
夜中の12時前後に一瞬で日付が変わるカレンダー機構を搭載した『デイトジャスト』。1945年、ロレックス社により発表されたこの機構“デイトジャスト”は、そのまま商品名にも採用されました。
『デイトジャスト』は、現在最も豊富なバリエーションを誇るロレックスのスタンダードモデルで、クールなオールステンレスから、華やかなコンビ素材、ラグジュアリー感漂うオールゴールドまで、素材だけでも様々あります。さらに、デイトジャストは、インデックス、ダイアルの色や模様などを組み合わせるとそのバリエーションは数百種類にも及び、気が遠くなるほどです…。
一般に、時計でいうメンズサイズは男性が着けることを想定した文字盤が大きめのものを、レディースサイズは女性が着けることを想定した文字盤が小さめのものを指し、その中間にあたるのがボーイズサイズになります。しかし、実際には公式にメンズ・レディース等と名言しているメーカーは少なく、カルティエのように大きいものから順にXL・LM・MM・SMとしたり、サイズをミリメートル表記のみで表しているメーカーが大半を占めています。
並行輸入店などでは、使用者のターゲットが絞りやすいよう、便宜上、メンズ・レディース等と明確に分けているところが多いですが、その定義はあいまいな部分も。。。例えば、カルティエのパシャCなどは文字盤の直径が35mmと、ロレックスのエクスプローラー(36mm)とほぼ同等の大きさですが、実際は女性が使用することがほとんどです。カルティエ社でもこのモデルに関しては、『XL・LM・MM・SM』などの表記もしていません。
また、最近では女性向に作られた時計でも直径が30mm台と大きめになっていたり、女性が敢えてメンズやボーイズの時計を身に着けるパターンも多いため、ますますその境界線があいまいになっています。並行輸入店によっては、中間のボーイズサイズは女性ばかりが購入することから、メンズ・レディース(ボーイズを含む)の2サイズで表記しているところもあります。
「イタダキ!」では、独自の判断で、メンズ・ボーイズ・レディースの3サイズに分類しています。